山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

決断の作法 ~決断なんて1秒あればいい~  



著者 桜井章一

著者の桜井章一氏は、雀荘の親父です。アウトローまでは言いませんが、世間一般的には避けられる職業であるとご自身も言っていますが、立場変われば世間の見方も変わる。ああ、社会をこういう目で見ている人もいるのだな。と、思わされた本です。
某大手のレビューだと、評価がさんざんでした。確かに胡散臭い部分はあるのですが、直感力というか「欲にくらんだ計算」は判断を間違えるという考え方は間違っていないとは思いました。

さて、本著は「会社」勤めをしている人間は「決断をしていない」とバッサリです。
「いや、そんなことはない。自分には決定権がある。」この声には、それは「誰が決めても問題のない」ものだとけんもほろろです。
本来、「物事を決める」ことは、困難(困難、危険)を伴うものであり、上司の承認を得る「決断」は「決断ではない」という考えが、桜井氏の根本であります。

だからといって、桜井氏は「会社を辞めろ」とは言ってません。何か一つ、「自分で決定するものを見つけろ」です。
そのためには、今の自分の身分や立場(会社や学校)に「しがみつく」ことはやめなければならない。
「しがみついている」と、アクシデントでその身分が無くなった場合、学生なら「ニート」会社員なら「リストラ」となった場合再起は苦難である。
なぜなら、「学校が悪い、会社が悪い」と彼らは考える「共通の弱点」があるのだと。

この辺は、反発くらいそうではありますが、一理あるかもしれません。
虐め問題や、ブラック企業が発端による「自殺」問題も、この辺り関係あるのではないでしょうか。
問題に対して「真正面から戦う」ことは勿論大切ではありますが、
その戦うことが「溺れる者は藁をもつかむ」行為であったら、力尽きたら沈んでしまいます。
日本においては、「我慢は美徳」ではありますが、「我慢が報われるとは限らない」ことも同じく大切な考えを忘れてはいけないのかもしれません。

「友達」と「仲間」の違い
桜井氏には「友達」は作らない主義だそうだ。
なぜならば、「友達とは、お互いの都合のいい関係に過ぎず、そうでなければ簡単に裏切る存在」なのだそうだ。
逆に「仲間とは、意見の合わない人や気にくわない奴もいるが、そういう個人的な感情を超えて繋がっている人間関係」なのだそうだ。

この辺は、どうなのだろう?
自分にとっては、「意見や気にくわない奴がいるが、利害関係が一致という絆で結ばれている人間関係」が「仲間」という認識なのですが。
まさに、会社の同僚は「友達」ではなく「仲間」の方がしっくりしますし。
「友人」にも「意見が合わない」部分や「気にくわない」部分があっても、繋がっている」ところはあると思うのですが。

まあ、「仲間」を「好き」なる必要はありませんし、「好き」じゃなくても「信用できる」相手が「仲間」という感覚は納得できます。

「そんじょそこらにいない人間」
そんじょそこらにいない人間は、決して判断を間違えない。なぜなら、自分を計算にいれていないから。
「何が、一番大事か? それを考えて、自分のことは二の次にするからだ。」
難しいですね。でも、「決断には困難が伴う」ならば、この考えは基本中の基本なのでしょう。
そして、そんじょそこらにいない人間になるためには、自分にしかなれない人間を目指す。そのためには、「最低限自分との約束」は決して破らないこと。
「自分自身との約束を破っても、誰にも分からない」だからこそ、なによりも優先しなければならないこと。

この「決断」が、自分に勝つことであり、人生を面白くすることにつながり、「そんじょそこらにない生き方」に繋がる。

俗にゆう、「信念を貫け」という話になってしまいますが、「朝5時に起きると決めたら、前の日がどんなに遅く寝ても5時に起きる」ことも「信念を貫く」ことになるという発想は面白いと思います。
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Posted on 2016/12/04 Sun. 13:41 [edit]

category: 自己啓発

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