FC2ブログ

山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣  



著者 新井直之

 まず、この本を読んでビックリしたのが執事という職業が「人材派遣」という形で成り立っているということです。まさに、自分の知らない世界がそこにありました。
 そして、分不相応って言葉も脳裏に浮かびました。いや、これは乗り越えられない身分があるとか、生まれが悪いと大富豪になれないとかそういう意味ではなく、自分の生き様に合ってない「生き方」を選択したら、例え億万長者になっても幸せに生きることは出来ないのだろうな。そういう意味で、人生を謳歌した結果が大富豪になるのが正解であり、この本に示す習慣に窮屈さを覚えたなら単なる富豪を目指した方が幸せになれるはずです。(笑)

 大富豪と一般的な人々とは、全てにおいて価値観が違います。例えば、日本人は働き過ぎだ。休暇を取っていない。一人あたりのGDPが低い等々のネガティブな情報が蔓延してますが、大富豪はプライベートと仕事の垣根がないに等しく、家族との長期休暇中に平気で商談を盛り込むなんてことを行っています。また、ある大富豪は、カレンダーに色がついていると気が散るというので、黒一色のカレンダーを作らせたそうです。ここで、話が終われば「へぇー」大富豪と呼ばれる人は変わった人もいるんだね。で、済むのですが、カレンダーの色が理解出来てないということは、土・日・祝日が理解出来てないということなので、相手が休日であろうが容赦なくアポイント取ろうとして執事を困らせることも珍しくないとか。
 このように、大富豪には休日の概念がありませんので、この概念を捨てられない人は大富豪に向いてません。

 また、大富豪は危険を回避することに対して病的までに気を使います。本著では「病的」とは書いてませんが、私が彼らの行動様式を知るにつけ、そう感じてしまいました。
 その一つが「車」による移動です。いや、車による移動は、移動する個室という意味で仕事に集中できる、これが一番の理由なら納得できるんです。電車やバスのような交通機関は不特定多数の人間が利用するため、不要なトラブルに巻き込まれない為に利用しないのだそうです。このくらい用心深いため、大富豪はドアからドアへが移動の基本となります。日本ではドアからドアは難しいことの方が多いため、別の車で駐車エリアを確保するなど執事は涙ぐましい努力もしているようです。
 このように、公共の交通網を駆使して旅行をすることが大好きな人は大富豪に向いてません。

 大富豪がここまで不特定多数が利用する施設避ける習性があることから、彼らはホテルの利用も極力避けます。彼らがあっちこっちに別荘を建てる理由がこれです。もちろん、大富豪が個人的に使うだけでなく、経営している会社員に開放もしているみたいですが。
 大富豪が別宅に泊まることが決定した場合、執事が第一にやることは、別宅中の時計の時間を合わせることだそうです。2~3秒の狂いなら軽い叱責を受け、10秒の狂いだとカンカンに怒るのだそうです。大富豪にとっての1秒がそれだけ大事だということです。
 このように、気が付いたら部屋の時計が10秒以上狂っていても平気な人は大富豪に向いてません。

 上の方で病的と書きましたが、今度は本当の健康についての話。こちらは、賞賛と素直に羨ましいと感じた点です。 大富豪は基本的に健康保険を使わないそうです。いわゆる治療に掛かる金額は全額負担です。なぜ、健康保険を使わないかというと治療のサービスが格段に良くなるそうです。これ、別に金持ちだから医者の対応に差が出るという話ではなく、健康保険を使うと治療に制約が出てくるという、制度上の話です。
 そして、大富豪によっての健康とは「病気じゃない」状態をいうのではなく、今現在よりも、元気でいることを健康と呼んでいることです。所謂、現状維持は彼らにとっての「健康的な生活」ではないわけですね。ここは、普通に見習いたいと思いました。
 このように、日々元気で病院に行くとかえって体調が悪くなる人は大富豪に向いてません。

 最後に、大富豪はともかく執事という職業は映画や小説といった架空のものでしか触れることが出来ませんでしたが、本物の執事の目から見ると「映画の大富豪」がまさに虚構の存在だそうです。
 本物の大富豪は、目立つことを極力避け、地味な黒やグレーのスーツと白いシャツに身を纏います。争いごとは避け、自分が100%勝てる状況でも目先の勝利に目を奪われずに、和解を選ぶそうです。どうしても、戦いが避けられない状態になった場合は、火の粉を被る役を用意するそうです。全くもって怖い話ですねー。
 そして、本物の大富豪はモノには執着しないそうです。自分の購入したものは遠慮なくプレゼントしたり、貸したりする。彼らの頭にはモノが死蔵することが損そのものだという話。
 また、大富豪はすでに社会的に評価がある人物には見向きもせずに、これから芽を出すであろう人物に援助や出資をしてくのも共通した習慣だそうです。なぜなら、彼らは先見性に富んでいるのですから。
スポンサーサイト

Posted on 2016/10/02 Sun. 15:14 [edit]

category: 自己啓発

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://yamakatsuda.blog.fc2.com/tb.php/87-d2363675
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top