山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

エディー・ウォーズ ~ラグビー日本代表希代の勝負師との戦い~  



著書 生島淳

「どうして、アイツらはスクラムを組んでいるんだ!」
日本代表のヘッドコーチである、エディー・ジョーンズの怒声から始まりますが、小説風のため、冒頭から作品にぐいぐいと引き込まれます。

この作品は、2015年に行われたラグビーのイギリスワールドカップで、南アフリカを破り、3勝したのに準々決勝に進めなかった歴史上初めてのチームになった日本代表の物語です。
ヘッドコーチのエディと選手はもちろん、彼らを支えたスタッフにも光をあてています。
エディが自分の夢を叶えるために、その環境を整えるためにスタッフを集め、また、指示をしスタッフ達が最高の仕事をしていたから、日本代表が輝けたといっても過言ではありません。
例えば、メンタルコーチの荒木氏は日本代表は過去に1勝しかしておらず、「勝つ文化もなにもないから、目に見えることから始める」といって最初に取り組んだのが「君が代」をメンバー全員で歌うことでした。
メンタルとは目に見えないもの、だからといって目を閉じて瞑想すればプラスになるとは限らないそうです。

そうか、禅や瞑想ではなく、国家を歌うことでメンタルが育つ。考えてみれば世界各国の国家と比較しても「君が代」は心落ち着く楽曲となっているのも精神に効果があるのでしょう。
今、一部の教育関係者は「君が代」を歌わせないことに心血注いでいるみたいですが、本当に害毒でしかない。自分の国の国歌が歌えないで何がグローバル化なのか。

さて、段取り8割という言葉がありますが、これも遺憾なく発揮されています。
審判も人間ですから、クセや考え方は人それぞれです。というわけで、W杯で主審を務める人物である、ガルセル氏を呼び寄せて練習試合を行っています。これは、ガルセル氏がどういう判定を行うのか、選手達に肌で感じて貰うためです。
正直言って、こういう発想はこの本を読むまで頭に無かったです。

歴史を変えるためには、自分の限界を超えなくてはならない。
それは、肉体的にも精神的にも。

次は日本でワールドカップが開催されます。この最高の場で日本代表がイングランド代表監督となったエディー・ジョーンズと対決する日が待ち遠しいです。

P.S.
ノーサイド、試合終了後は敵味方もなくなる。
南アフリカはラグビーが国技です。これまで、1勝しかしてないチームに敗れても笑顔で「おめでとう」といえる人間力に小野選手は感激していました。
本当にラグビは紳士のスポーツです。
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Posted on 2016/04/09 Sat. 15:23 [edit]

category: 一般・教養

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