山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

ワーク・ルールズ! 君の生き方とリーダーシップを変える  



著者 ラズロ・ボック

Googleの人事のトップがGoogleという会社を如何に育てていくために悪戦苦闘したことを赤裸々に綴った本です。
Googleを育てるとはいっても、技術方面の話ではなく、人事、文字通り人を雇う為に行ってきたこと、社員教育、昇級、そして福利厚生の方面の話がメインとなっています。
世間一般の会社は見習うべし。と、いったものやら、これは会社の業種によっては真似したらかえってマイナスになりかねないといった話まで臆面も無くさらしてくれています。

Googleの凄いところは、新しいシステムを自社に用いるのに、必ず検証を行うところ。
そして、実験的システムを実行するのに一番大切なことは「サービス期間で永続的なものではない」ということを社員全員に告知することです。
過去に、この告知をしなかったら、Google社員が暴動を起こしたそうですから・・・(笑)

また、Googleの意外な一面として、社員教育に重きを置いてないことです。
本書では「がんばれベアーズ症候群」と呼んでいますが、教育さえ施せばどんな社員もエリートに負けないという幻想に囚われていると切って捨てています。
「がんばれベアーズ」とは、自分が子供の頃に放映していた、アメリカのドラマです。落ちこぼれ集団である、少年野球チームが幾多の試練を乗り越えて、最後にはエリートチームに勝利する話です。
Googleでは、質の高い人物を入社させることがなによりも大事だと結論付けています。
ただ、質の高い人物は、必ずしも学力の高い大学出身者ではないところが肝でもあります。

この本を読んで、Googleは挑戦者なんだなと改めて思いました。
どのくらい挑戦してるかというと、経営陣でさえいつの間にか知らないプロジェクトが立ち上がって、知らない間にプロジェクトが閉鎖されているそうですから。
会社を買収して大きくなった会社というのは、一側面だったというわけです。

成功例ではなく、失敗例を多く載せていることから、会社の人事の人は一度読まれた方がいいです。
一つの成功例は、他の会社には適用できないことは当たり前ではありますが、一つの失敗例は多くの会社に当てはまりますから。

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Posted on 2016/01/16 Sat. 16:28 [edit]

category: ビジネス

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