山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

ガンも生活習慣病も体を温めれば治る!  



著者 石原結實

「健康でいたければ、体の免疫機能の邪魔をするな」

なかなか、考えさせられた本でした。
全部が全部、信じるわけにはいきませんでしたが、無視できない説得力がありました。

発熱や下痢になるのは、体が体内の病原菌の殺傷や毒物の排除を行う生理現象なのは周知の事実ですが、実際には直ぐに薬を使ってその症状をとめてしまうのは、体に害があるものを排出しきれない問題が残ります。
また、発熱して体温が上げるもう一つの理由が、免疫力の代表格である白血球の活動を活発にするためです。
最近は、活性酸素が体に悪いという情報が飛び交ってますが活性酸素はもともと免疫機能の一つなのです。白血球が攻撃相手に活性酸素を使って相手を弱らせてから捕食する。この時に、体の組織も活性酸素に晒されるのでダメージを受けます。したがって、白血球が活躍するような身体の状態を改善しない限り、活性酸素だけに着目しても意味がありません。

「今まで病気一つしてこなかったのに、よりによってガンになるなんて」こんな話をよく聞きますが。

今まで病気一つしてこなかったから、ガンになったと著者は言っています。
病気の症状である発熱などは、体の浄化を行っている現象であり、熱を出したことが今までないのであれば、体内の老廃物や有毒物が貯まることで大病の原因となると主張されています。
確かに清潔な場所にはばい菌の繁殖は抑えられ、不潔なところにはばい菌が繁殖する。これが、体内でばい菌が繁殖する条件がそろっていたらと考えると、一理あるように思ってしまいます。
清潔や不潔の話では、身の回りや体臭などを気にしたことはあっても、そういう意識を持って体の中を気にしたことがある人はどのくらいいるのでしょう。少なくとも自分は、腸内細菌までしか思いに至りませんでした。

さて、ガンの話に戻り、体温が35.度で一番増殖し、39.3度で死滅するそうです。したがって、体温が低めの人がガンになりやすい。新陳代謝が亢進し、発汗・発熱が激しくなるバセドウ病疾患の患者がガンになりにくいことや、イタリアのポンティン湿原の周辺に住んでいた人々は、数百年の間ガンにかかっていなかったそうです。その湿原にはマラリアの病原菌をもった蚊が生息しており、マラリアで高熱を出していたことがガン予防になっていたそうです。

免疫の観点から考えて、体を冷やさないことが大切になりますが、現実的には冷え性の方が増えています。5つの原因が考えられています。
一つ目は、筋力不足。二つ目は、必要以上の水分の取り過ぎ。 三つ目は、塩分不足。四つ目は、食べ過ぎ。五つ目は、ストレス。

本書の後半では、健康のための食事について書かれています。基本は、体の体質にあった食事を行うことが重要であり、過食は体に悪く逆に少ないくらいが丁度良いと仰っています。
なお、サプリメントは次の要素「便通、小便の出が良くなる」「体が温まる」「気分がよくなる」が満たされれば摂ってもよい、だそうです。

さて、最近著名人がガンで亡くなったり、乳房の切除をしたニュースで「ガン」についてクローズアップしていますが、残念ながらガンについては未だによくわかっていないのが真相みたいです。
ただ、生活習慣や食生活でなるべくしてなったガンは例え切除しても、その環境を変えない限りは再発は免れないということ。
そして、体の免疫機能はガンに対してもともと対応できるようになっていることから、その免疫力を衰えさせない生活を送ることが大切である。
その生活を送る上で、本書は一つのヒントを与えてくれています。

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Posted on 2015/10/04 Sun. 10:31 [edit]

category: 一般・教養

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