山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

土井英司の超ビジネス書講義  



著者 土井英司

<こんな本>
前半は、ビジネス書って一体何か?
ビジネス書の役割とは?
土井英司氏のビジネス書の思いの丈を書き綴っています。

後半、いやこの本におけるメインディッシュは、数々のビジネス書の書評です。

<こんな人にお勧め>
ビジネス書は数あるし、どれも為になりそうで結局どれを選べば分からない人。
一通りビジネス書は目を通したが、もっと違う観点の本を読みたい人。

<感想>

”ビジネス書、それは時代を写す、鏡゛

冒頭で、ビジネス書は陳腐化するもの。なぜなら、時代を映すものだから。と、うたっています。

どんな時代でも生き残れる人とは、時代の先読みが出来る人であることは間違いないことでしょう。
そして、時代を読むのにビジネス書が最適であると言い切っています。では、なぜ言い切ることができるのか?

「ビジネスパーソンという名の゛実務家゛として、時代の変化にどう適応するか?」
「自分自身、あるいは携わっているビジネスを成長させるには何をすべきか?」

その答えを書いたものがビジネス書である。
すごいぞ、ビジネス書。
エッセンスを凝縮して読者の負担を軽減したものが、ビジネス書の為効果がある反面、時代が変わったりツボが外れると効果が全くなくなるのもビジネス書。これが、陳腐化であり、土井氏の言う役割が終わったということ。

この辺は、松下幸之助氏と佐藤可士和氏を対比させており、売れてるから飛びつけば良いわけではないと説明しています。

高度経済成長期真っ只中で物を作れば、発展できた時代と情報産業真っ只中では、ビジネスの価値観と求められてるものが変わってくるという話になります。
この変化によって、組織のあり方がピラミッド型から専門家が集まるフラットな組織が増えてきてると、面白い事を言ってます。

また、バブル崩壊前後でビジネス書のあり方が変わり、バブル期は日本最高!のビジネス書が、バブル崩壊後は翻訳本が増えたのもこの時期だそうです。

そして、21世紀になると黒船来航します。拝金主義といいますか、正直にお金大好きという、ビジネス書の出現です。
また、ITベンチャーという海賊がやってきました。
ITベンチャー企業を海賊と呼ぶとは、物騒だなおもいましたが、「海賊の経済学」なる本があるんですね。

「海賊の経済学」より
海賊は、私掠船と違って掠奪した分け前を船主に渡す必要がない。

この考えをとりあげると。

既存のルールに縛られず、株主に頼らず、社員だけで分け前分担してる。

まあビックリ、グーグルを始めとしたIT企業がやってることである。

そして、かの、スティーブ・ジョブズも「海軍に入るくらいなら、海賊になれ」と、言っちゃった、とか。

数多く、ビジネス書読むと、ここまで自由な発想が出来るのか?

ワクワクしちゃいました。

このあと、リーマンショック後のビジネス書の話が出てきますが。ビジネス書を一つの報告書として位置付けると時代が読める力は、確かに養えます。

ビジネス書を読むことを躊躇してた人は、新しい視点を手に入れることは間違い無しです。


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Posted on 2015/07/18 Sat. 21:33 [edit]

category: ビジネス

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