山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

情報を捨てるセンス 選ぶ技術  




著者:ノリーナ・ハーツ
訳者:中西真雄美


この本の目的は、情報洪水という混沌社会の中、この混沌を受け入れること。混沌を受け入れることは、今日の自分の正しい判断が明日も正しいとは限らないことを認認識すること。
これを知ったうえで、自分の過去の成功体験から切り離し、また過去の失敗からも解き放されることが大切である。これを実現するための具体的な考え方や方法を示しています。


私達は決定を下す時、情報の取得選択を行っています。現代この情報の選択を邪魔しているのが、「膨大な情報」「思考の中断」「価値の変化」です。


今は、インターネットで検索さえすれば簡単に情報を入手することができますが、入手した情報を全て確認することはできない状態は、身に染みている人は多いでしょう。


思考の中断は、電話が入ったりメールが入ると文字通り、あれ何処まで考えていたっけ? となる状況です。このことからも、人間は本来マルチタスクができるようには、出来てません。


価値の変化は終身雇用制といった社会的価値観から、科学的な価値観や医療的価値観といった、今日まで常識なものが明日には非常識になる可能性と実際におきています。


されど、私達は生活していくうえで、情報を選択して意思決定しないで生きることはできません。
本著では、普段どのように情報選び思考してるかを客観的に知ることだと説いています。


正しい情報を得るためには、私達が今までどのようにして、情報である数字や言葉の力によって騙されるのか。自分の信じたいものしか信じないか。第一印象に騙されるかを知る必要があります。


最後に専門家に服従するな!
私達は専門家を目の前にすると脳のスイッチを切って、考えることをやめてしまうことをことが、科学的に証明されました。
また、俳優であるマイケル・J・フォックスが科学者に扮して学会発表を行ったら、その学会に出席していた専門家達は信じてしまったというエピソードがあります。そう、その発表は全くのデタラメだというのに。
さて、これらのことは、私達は笑うことは出来ません。テレビや新聞に書かれたことを無批判に信じてる人達が、未だに後を絶たないことや。
反原発運動が蔓延している今では考えられませんが、東日本大震災前は、地球温暖化問題解決の旗印のもと原発推進が正義だったことを忘れてはいけないと思います。


さて、自分の人生は自分で舵をとりたいと思いますが、その決断は本当に正しい情報のもとに、自分の考えで決めたことですか?



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Posted on 2015/04/12 Sun. 12:24 [edit]

category: 一般・教養

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