山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

一流のふるまい日本語編 美しい言葉えらび入門 人間力を上げる敬語力  



著者 小柴皐月

冒頭で、「普段、無意識に使っている言葉にも、古典の伝統は息づいています。それを意識して使う時こそ言葉の重みを感じ、深みも増すものです。接客用語のようにただマニュアル通りに形ばかりの丁寧な言葉を使うのではなく、相手を思うこころが根底にあって、そのこころを言葉という形に変えることが大切なのだと思います。人は何気ない時、何気ない言葉からこころの優しさを感じるものです。こころあっての言葉、美しい言葉は飾りたてた言葉を言うのではありません。」と仰っています。

美しい言葉には敬語は切っても切れませんが、普段正式に習う場面がないと、今普通に使われている敬語が本来間違っているものの文化庁が問題ないよと発表したことから定着したものがあるなど、本当に奥が深いです。

また社会的風潮によって、支持を得ていく言葉というのも非常に分析させています。とくに、ぼかし言葉(あいまいな表現・断定を避ける言葉)である「なんか~」、「ていうか」、「~みたな」等々は、あいまいな表現のため使う方は楽できる反面、相手に誤解を与える可能性も高くなることを考えて、口癖になっている場合は直し方がいいですね。

取扱注意の言葉、「~させていただく」。これは、本来「許可をもらう、相手がいる」場合の言葉だそうです。

「体調が悪いので、お休みさせていただけませんでしょうか?」
「私も一言ご挨拶させていただきます」

は正しい使い方。

「今年○○大学を卒業させていただきました。」

これだと、単位が足りず便宜をはかって貰ったと誤解されかねなのだとか(笑)

敬語はまず、目上の人間にまっさきに使う言葉でもありますので、間違った使い方をして苦笑されないようにしたいものです。

また、本書では間違った意味で使われる言葉の紹介がありました。
「さわり」「すべからく」「やぶさかでない」「やおら」「しおどき」「病状があらたまる」「話が煮詰まる」「情けは人のためならず」「鳥肌が立つ」「役不足」「弱冠」「檄を飛ばす」「話が煮詰まる」の中で間違って覚えていたのが下記のものでした。

「やぶさかでない」「話が煮詰まる」「檄を飛ばす」「弱冠」
この当たりの言葉は自分で使った覚えがないので、多分ドラマかなにかでそう思い込んだと思われます。うーん、刷り込みって恐いものです。

言葉の刷り込みといえば、コンビニで使われている敬語がアルバイトや外国人が覚えやすい言い回しに発達してるので、利用する子供がおかしな敬語を聞き慣れて、それが普通だと思ってしまうことに危惧してました。
これは、確かに恐いと思います。
また、両手をくの字に曲げておへそ当たりに手を重ねて申し訳程度に頭を下げる変なお辞儀の蔓延。どうしてこんな変なお辞儀をするのか不思議がっていましたが、私もこのへんなお辞儀はみっともないと感じています。



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Posted on 2015/04/05 Sun. 11:08 [edit]

category: 一般・教養

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