山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

「声」の秘密 声が人間関係を支配する  



著者 アン・カープ 訳 梶山あゆみ

≪こんな本です≫
刺激的なタイトルの本ですが、これはハウツーものではございません。こんな声を手に入れれば、憧れのあの子と仲良くなれるなど、邪な考えでこの本を手に取ると後悔するでしょう。
声をいろいろな角度から分析を行うにあたって「人格」「個体識別」「文化」「記号」等々のいろいろな顔を覗かせます。
そのいろいろな顔を持つ声を章ごとにピックアップして解明しているのが本書です。

≪感想≫
音声発生器官は?と、問われると喉と舌と口ぐらいしか思いつきませんが、実は胴体の3/4を使用しており、多くの器官が連動する仕組みをもっているがゆえに、複雑な言語を声で操ることができのだそうです。

文化ではかなり掘り下げてました、まず、ドゴン族が出てきます。呪術の話で、彼らは声を効果的に使用します。呪術と聞くと「未開」のイメージがあると思いますが、「声」に限っては我々の方が遙かに未開であると斬って捨ててます。
また、求められている「声」も時代ととともに変わってきており、アナウンサーでは女性の声の高さはより低く、男性はより高くを求めれているそうです。そして、声の重要性は政治家でも同じであったと分析します。
とくに、イギリスの元首相のサッチャーさんは、自分の声の性質でイメージを損なっていたそうです。
このあたりは、鉄の女などのニュースでしか知ることのない彼女の知らない一面がみれて、読んでていて楽しかったですね。

さて、この本でも日本が出てきます。つい最近まで日本人が読むのだから、そういう加筆訂正でも行ってるのだろうな、と漠然に思ってましたが、なんで日本が出てくるのかが説明されてました。
・先進国という身近な枠組み
・異文化としての代表
なんだそうです。

ピノキオが嘘をつくと鼻が長くなるという目印があるように、人間の目印となる点
・声の高低
・声の震え、かすれ
・リズム、調子

最後にこの本で知った、雑談でもどう切り出していいか分からない知識を披露しましょう。

赤ちゃんの産声の周波数と楽器のチューナーの世界基準の周波数が同一なんだそうだ。
電話の父というわれるグラハム・ベルの父親が大学教授で「視話法」を開発して聾唖学校を設立した。

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Posted on 2015/03/01 Sun. 10:33 [edit]

category: 一般・教養

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