山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

一日「ひと粒」の黄金の知恵 『知恵袋』森鴎外著  




齋藤孝 訳

心に残った言葉『人並みとは落ちこぼれと同じ』

ごめんなさい、ごめんなさい、人並みでいいとか公言していてごめんなさい

≪こんな本です≫

齋藤孝氏が、森鴎外がこの本を書いた理由を2つあげている。

1.日本人が「人間関係の作り方」を先取りしている欧米に学び、「都会的な人間関係」を作っていく必要性を感じていた。
2.森鴎外自身が才能があっても、左遷された過去から、自身の能力だけでなく人間関係を築くことの重要性を大切だということを身に染みて感じていた。

と、分析している。
そして、恐るべき事に森鴎外は大正時代の人なのに、この人のアドバイスは21世紀でも十分に通用する。

例えば、こんな感じである。

「まっとうな社会人は、人前で誰かをからかうような愚は犯さない。それなのに、何の特にもならないこの愚かしい行為をする者は、いつになっても後をたたないものである。(中略)
いずれにしても、一線の得にもならないどころか、身の破滅を招きかねないこの愚かしい行為は、絶対に慎まなければならない。」

これは、インターネットで匿名をいいことに人々を揶揄したり、先のフランスの新聞社に対して発生したテロ活動も、発端は人前でイスラムを冒涜した表現が原因である。


≪感想≫ 
心に残った言葉「人並みは落ちこぼれと同じ」とは、生活レベル等の些細な事柄のことではなく、あくまで「人間の値打ち」に関してです。人間の値打ちに関しては、世間のみんなと同調して出すぎないようにするなんて、自分を磨くことを放棄したも同然ですから。


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Posted on 2015/02/15 Sun. 13:00 [edit]

category: 一般・教養

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