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山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

日経ビジネス アソシエ 2015年11月号  



1年が劇的に変わる!手帳術が特集だったので購入。
心が動かされたのが、「目標達成手帳」「婚活手帳」の二つ。
読んでみて、これはと思ったのが「アイデア発想手帳」

○目標達成手帳 提案者:野部剛氏
この手帳の肝は、準備が80%を占めるという考えで記入していくことです。
見開きの左ページが1週間の予定表、右ページが「目標数値」「現在の達成分」「目標までの残り」を書きます。
野部氏は営業マンだったこともあり、この手帳を使ってどう契約をとるか。を主題として説明されています。

「営業に求められているのは、顧客がどんな問題を抱えているかを汲み取り、それに対応したサービスを提案すること。」
つまり、顧客の情報を調べる事前準備が極めて重要となります。

手帳には、ゴールと行動でどのくらいゴールに近づけたか、次回のアポイントメインとやタスクを記入、また、商談プロセスではどの段階なのかも合わせて記入しておき、その都度自分の行動の軌道修正を行う。
これが、目標達成手帳の概要です。

○婚活手帳 提案者:村田シャイニーひろみ氏
目標を叶えるためのプロセスを具体的に、未来の予定を記入する方法を紹介しています。
これは、別に結婚だけでなく借家ではなく、持ち家を持ちたいなども応用ができます。

「結婚できない人の多くは、結婚生活をイメージできてない。だから合う相手に会っても、気付かず素通りしてしまう」

手帳に住居や家族像などの理想の結婚生活を書くことで、結婚相手に求めていることが分かり、合った瞬間に「この人」と気付けるそうです。
ちなみに、アソシエ編集長の知人の一人は、この手帳を使って実際結婚できた方がいらっしゃるそうです。

○アイデア発想手帳 提案者:原尻淳一氏
この手帳は、「アイデアとは発想を広げて作るものだ!!」の考えを元に発想力を磨くドリルとして手帳を活用しようというものです。
ステップ1
 週に7本アイデアの種を書く

ステップ2
 ステップ1から好きなものを一つ選んで『SCAMPER法』を利用して発想を広げる。
Substitute (代用) 何かの代用にならないだろうか?
Combine (組み合わせ)何かと組み合わせることはできないかか?
Adapt(応用)何か他に似たものや状況に当てはめられないか?
Magnify(拡大) 意味合いや形、対象などを広げられないか?
Put to other uses(他の使い方)他の使い道はないか?
Eliminate(省略)何かを省略したり、取り除いたりできないか?
Reverse/Rearrange(逆転/再調整)逆さまにしたらどうなるか、何かに言い換えできないか?

ステップ3
 8つの「マーケティング視点」で実現性や根拠をチェック
 「顧客像」「顧客心理」「優位性」「競合」「時流」「収益化」「サービス内容」「予算」

その他に、リコー社長の三浦氏、アサヒグループホールディングス社長の泉谷氏、モンテール社長の鈴木氏の手帳利用術が紹介されています。

また、特別付録として万年筆がついています。これがなかなかの品質のもので、ちょっと万年筆が欲しいと思う人はぜひ購入してみてください。

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Posted on 2015/10/25 Sun. 10:49 [edit]

category: ビジネス

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あなたは「言葉」でできている  



著者 ひきたよしあき

<感想>

著者が小学校3年生に「言葉」という字を習った時の話。

「言葉という漢字は『言う葉っぱ』と書きます。奇麗な言葉を使えば奇麗な木に見えます。汚い言葉を使えば汚い木になっちゃうよね。
みんなだって同じだよ。奇麗で正直な言葉を使えば立派な木に見えます。嘘ついたり、汚い言葉を使えばみすぼらしい木になりますいい言葉を使いましょうね。」

このエピソードはプロローグで紹介されていますが、この本の伝えたい主旨の全て伝えているといっても過言ではありません。

本書は、単なる言葉使いや文書を書く上でのテクニック本ではありません。
冒頭でエピソードを紹介しましたが、随所随所に他のエピソードが必要は発明の母のごとくな感じで、著者の話には説得力があります。
また、「チャンスは、怠け者が嫌い」。これは、自分から動かないとチャンスはつかむことが出来ないと意味もありますが、人との出会いこそ言葉を磨くチャンスそのものだと気付かされるでしょう。

あなたは「言葉」でできている。人の思考は言葉を使って行われ、感情さえも言葉に翻訳される。その言葉が積み重なって自我が構築され自分となる。粗悪な材料では粗悪な製品が生まれるように、粗悪な言葉は粗悪な人間しか生みださないとしたら、漠然としてではなく言葉に気をつかって生きていかなければならない。
そう、感じた本でした。

<この本の概要>

言葉といっても世界にはいろいろな言語があります。日本人に特化した言葉。日本語の特徴を知る必要が出てきます。
日本語は世界の言葉と比べて自由度が高いです。なんせ、主語を省くことができるのですから。ですが、この自由度の高さが言葉を操る上で、上手と下手の差が顕著になる宿命を持っているのです。

さて、この自由度の高さに「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の使い分けまたは配分があります。漢字やカタカナは漢文系、ひらがなはやまとことばであると考えると、漢文系は正確で公式であることに意味がある業種(法律や行政)に使われる傾向があり、やまとことばは親しみやすさや伝わりやすさを中心としたものです。
いくら正確でも、相手に伝わらないとコミュニケーションは成り立ちません。コミュニケーション能力の高い人は、外国語の翻訳のごとく「漢文系」と「やまとことば」の双方の翻訳が自然とできる人なのです。

今度は、言葉の力の話です。言葉の使い方によっては、相手に力を与えることができるという話。
東日本大震災で、膝の悪い老人が「ただちに緊急避難してください」からアナウンスが『にげろ!!』に急に変わってビックリして、腰がぐっと押されたような感じのままに逃げ出せたそうです。
「緊急避難してください」と「にげろ」の意味するところは同じでも、言葉による効能・効果はまったく違う。これは、頭だけで理解しているか、頭と体で反応しているかの違いです。もし、交渉やプレゼンを行う場合は、かっこいい言い回しや気の利いたフレーズよりも『動かす力になる言葉』を選ぶべきです。

自分にとっての目標設定や神頼みは、小学生の七夕の短冊を参考にしろ。簡単、簡潔、具体的なのが小学生の願い。ちなみに、神様は老眼なのでチマチマした小さい文字は読んでくれないそうです。
目標を具体的に設定できないと、なにをしていいのかの方向性が決まらないということです。「国語のテストで100点がとりたい」ならば、「国語の勉強をする」以外の方向は考えなくてよいということです。大人になれば、具体性が陰をひそめ、ドンドン抽象的な表現になっていきます。

起承転結の思想。ビジネス書では、結論を先に持ってくるように! この理屈は分かるが、その話法は本当に有効なのか?
著者も結論を先に持ってくることはやっているそうですが、早く伝えるには有効であるが、話が尻つぼみになって深まらない欠点を指摘しています。
日本人には起承転結の思想が合っていると考えられています。
(起)実はね・・・
(承)それでさぁ・・・
(転)驚いたことにね・・・
(結)結局、こうだったんだよ。
これをフォーマット化したものが、ヒューマンサイエンス研究所・小林恵智教授の「4行日記」と呼ばれているものがあります。
「事実」「発見」「教訓」」宣言」の4部構成で日記をつけることを提唱されているそうです。
言葉は結論さえあれば、他を削ぎ落としていいものではない。結論にいたるまでの驚きや発見が物語を面白くしていくものだと仰っています。

さて、自分にとって力ある言葉とは何か?
過去の体験の中から自分の感性に一番あったコピーを一行切り出したものです。人生から導き出された言葉はとても強いのです。
ただ、過去を見つめ直す作業はとても大変な作業ではあります。ここで、著者はエピソードノートを提案していたす。
エピソードノートとは、ノートの見開きを1年分とし、左側を自分個人のことを右側を世間一般に起こったことを記述していきます。これは、著者が就職活動でOB訪問された時に、入社希望が通り一辺倒でダメだしされて、このエピソードノートのアイデアを頂いたのたまそうです。
エピソードノートは、寄せ書きの要領で書いていくことが秘訣だそうです。ある意味過去を鑑みるには日記より効果があり、事実を淡々と書けばよいだけなので敷居は低いです。

このエピソードノートは、自分自身の話のストックでもあることから自分自身の再発見にも利用できるそうです。一番の効果は「他人の失敗が実は自分の失敗」「自分の成功が実は他人の成功」といった記憶違いが暴かれるそうなので、とても強力なツールです。

Posted on 2015/10/18 Sun. 18:31 [edit]

category: 一般・教養

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昭和天皇100の言葉 日本人に贈る明日のための心得  



秘蔵写真と読む心にしみる至言集
別冊宝島編集部 編

本の構成としては、右ページに陛下のお言葉。左ページにはお写真とその言葉を発した時の状況が書かれています。
天皇陛下崩御のお人柄が、よく現れている言葉が厳選されています。
人類貢献、平和についてはこんな言葉を残しておられます。
自分にとって、ちょっと襟を正して実践をしなければと思った言葉を紹介します。


○指導者の意味
「指導的地位はこちらから押し付けてもできるものではない。他の国々が日本を指導者と仰ぐようになって初めてできるのである。」
これは、日本陸軍が「大東亜共栄圏」の建設で日本が指導的地位を唱えていた時のお言葉。
自分も会社の役職がら、指導的な立場に立つことがありますが、相手が聴いたふりで済ますのか本当に聴いてくれるのかは、まさにこの言葉通りだと思います。

○時機の重大さ
「腹をさぐるといっても、時機を失してはよろしくない。」
第二次世界大戦中、日本は連合国のうちソ連とは中立条約を結んでいた。このため、鈴木貫太郎内閣はソ連を仲介しての和平工作をすすめていたが、一方で軍の徹底抗戦派が徹底抗戦を主張していたずらに時間を消費していたため、当のソ連が対日参戦の方針を決めてしまっていた時の話。
話し合いを行うにあたって、自分の都合のみを考えていてはダメで。特に時間が経てば自分が不利になるような時ほど時機を見極めることが重要です。
○抑える力
「戦争に反対する者の意見は抽象的であるが、内閣の方は数字を挙げて戦争を主張するのだから、遺憾ながら戦争論を抑える力がなかった。」
開戦派の軍と外交関係者が資源の問題や勝算などについて具体的な数字を挙げて主張するのに対して、反対派の内閣が抽象的な意見しか言えず、明確的に反対できなかった事柄についての言葉。
噛み砕いて言えば、ラブandピースでは戦争は防げないと仰ってますね。戦争当事者に対して戦争をしたら、これだけの損失を失います。戦争をしても割に合わないでしょうという形で議論をしないとダメなのでしょう。ただ、宗教的な色合いが強いシリアの内戦や、感情的な彼の国に対しては、損得勘定で判断すると痛い目に見るという質が悪い問題ですから、悩ましいところです。

○国家生存の根幹
「皇室と人民と国土が残っておれば国家生存の根幹は残る。これ以上望みなき戦争を継続することは元も子もなくなるおそれが多い。」
終戦前夜の御前会議で政府と軍の指導者に対して説得したときのお言葉。
戦争を回避するために、島をあげればいいとか言ってしまう人がいますが、国土の明け渡すことは日本の滅亡することに繋がることに気づいて欲しいです。

○予算の負担者を思う
「予算は通過せりとはいえども、皆国民の負担なり。針一本といえども、無駄にすべからず。」
満州事変後、陸軍が駐屯する部隊の増強をするための軍事予算がふくれあがった背景のもとに、陸軍大臣に釘を刺した言葉。
まったくもって、今の政治家と官僚が身を染みて実践するべき言葉です。そろそろ「予算を使い切る」という愚かな行為は止めにしてもらいたい。

○付和雷同を戒める
「先ず、我が国の国民性について思うことは 付和雷同が多いことで、これは大いに改善の要があると考える。」
戦前・戦中は自分の考えを捨てて軍部に付和雷同し、戦後は共産党の主張に付和雷同する人間をとりあげて、日本人の気質は戦前戦後でもまったく変わっていないことを指摘した言葉。
先に可決した安保法について、日本では賛成や反対の意見を自由にいえますが。反対の理由が「戦争法案だから反対」は、反自民党勢力の付和雷同に他ならないことに気づいてもらいたい。

○時計は国産品
「わたしのこの時計は、十二円五十銭の国産品だけれども、よくあうよ。」
時計工場の視察時に、国産の時計は外国製品に比べて不正確ではないのかという意見に対してのお言葉。
まだ当時は日本製といえば安物という評価されていた時代の話です。

○皇太子への親心
「皇太子には手ごろだよ。あまり立派なものや高価のものを与えては、将来のためにならない」
今上天皇が学習院初等科を卒業された時のお言葉。カメラとはいっても、昭和21年の頃の話ですからレンジファンダーであるライカの牙城を崩すべく、ニコンが四苦八苦してた頃ですね。まあ、今でもライカの新品買うならカメラ屋じゃなくて、銀座の三越に行った方が良いくらいです。(笑)

○表彰されるべき者
「文化勲章というのは、家が貧しくて、研究費も足りない。にもかかわらず、生涯を文化や科学技術発展のために尽くした。そういう者を表彰するのが本来のやり方とは違うのか。」
1971年、砂防工学の権威として土木治水に貢献した赤木正雄氏が文化勲章を受章した時のお言葉。赤木氏は旧内務省官僚で貴族議員も務めていたので、工事の予算に不自由しなかった経緯があります。
赤木氏の功績は認めるが、もっと相応しい者がいるのではないのか?という思惑が発した言葉です。
この辺は、ノーベル賞に通じるものがあります。一般人には理解できないされとて重要な研究というものは、研究にのめり込めばのめり込むほど、周りから変わり者扱いにされることは想像に難くありません。「成果が認められる」というのは、生きる上の原動力になります。

○研究者の使命
「学者はなんのためというような目前の利害だけを問題にして研究しているものではない。世界のあらゆるものの在り方を究め、一つのレコードを作ることに興味と使命を感じているのである。」
昭和天皇陛下ご自身が、粘菌やプランクトンを研究している立場から発せられた言葉。
学者がテレビに出るなとは言いませんが、タレント化してる学者には反省してもらいたい。

○魚は水中に
「鮮魚を祝いとして贈るというが、これらは水中にありてこそめでたけれ。」
貞明皇后が50歳を迎えられてそのお祝いに多くの鮮魚が贈られたことに対して、時の本庄侍従武官長に苦言を漏らした時の言葉。
質素好きな天皇陛下らしいエピソードでもあり、無理をさせたのではないかというお考えもあったのでしょう。

○猛獣と人間
「雑草というのは人間のエゴからつけている呼び名である。かわいそうだよね。
 猛獣という言葉もあるけど、ライオンやトラから見たら、一番の猛獣はあるいは人間かもしれないね。」

1976年の田村元運送大臣に対しての言葉。田村運送大臣はこれを受けて「生き物を殺すハンティングや釣りは好まない」述べたら、ハンティングや釣りを愛好する人間もいることを慮って「あえてコメントしないでおこう」と反されたそうです。
ちょっと、田村運送大臣に同情してしまいました。
「雑草という草はない」のエピソードが有名ですが、こちらの話は知りませんでした。ただし、金儲けの為に像やサイや珊瑚礁を絶滅させてしまう輩は、猛獣ですら生ぬるいとは思います。


敢えて、当たり障りのない言葉を選びましたが本書には戦争時代のお言葉も載せてあります。
しかし、言葉100選をあらためて読み直すと、なんでここまで人に配慮することができるのか?
しかも、配慮する相手は目の前にいる人だけじゃないというところが、懐と思慮がうかがい知れないほど深いのでしょうね。

皇族という国民と隔たりがある立場でありながら、国民と接触することが多い政治家や軍人よりも国民のことを知り、国民が何を求めているのか知っているからこそ、慕われているのでしょう。その生き方は今上天皇陛下にも継承されていますし、皇太子殿下にも見受けられるのは、日本国民として幸せなことだと感じずにはいられません。

Posted on 2015/10/11 Sun. 11:56 [edit]

category: 一般・教養

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ガンも生活習慣病も体を温めれば治る!  



著者 石原結實

「健康でいたければ、体の免疫機能の邪魔をするな」

なかなか、考えさせられた本でした。
全部が全部、信じるわけにはいきませんでしたが、無視できない説得力がありました。

発熱や下痢になるのは、体が体内の病原菌の殺傷や毒物の排除を行う生理現象なのは周知の事実ですが、実際には直ぐに薬を使ってその症状をとめてしまうのは、体に害があるものを排出しきれない問題が残ります。
また、発熱して体温が上げるもう一つの理由が、免疫力の代表格である白血球の活動を活発にするためです。
最近は、活性酸素が体に悪いという情報が飛び交ってますが活性酸素はもともと免疫機能の一つなのです。白血球が攻撃相手に活性酸素を使って相手を弱らせてから捕食する。この時に、体の組織も活性酸素に晒されるのでダメージを受けます。したがって、白血球が活躍するような身体の状態を改善しない限り、活性酸素だけに着目しても意味がありません。

「今まで病気一つしてこなかったのに、よりによってガンになるなんて」こんな話をよく聞きますが。

今まで病気一つしてこなかったから、ガンになったと著者は言っています。
病気の症状である発熱などは、体の浄化を行っている現象であり、熱を出したことが今までないのであれば、体内の老廃物や有毒物が貯まることで大病の原因となると主張されています。
確かに清潔な場所にはばい菌の繁殖は抑えられ、不潔なところにはばい菌が繁殖する。これが、体内でばい菌が繁殖する条件がそろっていたらと考えると、一理あるように思ってしまいます。
清潔や不潔の話では、身の回りや体臭などを気にしたことはあっても、そういう意識を持って体の中を気にしたことがある人はどのくらいいるのでしょう。少なくとも自分は、腸内細菌までしか思いに至りませんでした。

さて、ガンの話に戻り、体温が35.度で一番増殖し、39.3度で死滅するそうです。したがって、体温が低めの人がガンになりやすい。新陳代謝が亢進し、発汗・発熱が激しくなるバセドウ病疾患の患者がガンになりにくいことや、イタリアのポンティン湿原の周辺に住んでいた人々は、数百年の間ガンにかかっていなかったそうです。その湿原にはマラリアの病原菌をもった蚊が生息しており、マラリアで高熱を出していたことがガン予防になっていたそうです。

免疫の観点から考えて、体を冷やさないことが大切になりますが、現実的には冷え性の方が増えています。5つの原因が考えられています。
一つ目は、筋力不足。二つ目は、必要以上の水分の取り過ぎ。 三つ目は、塩分不足。四つ目は、食べ過ぎ。五つ目は、ストレス。

本書の後半では、健康のための食事について書かれています。基本は、体の体質にあった食事を行うことが重要であり、過食は体に悪く逆に少ないくらいが丁度良いと仰っています。
なお、サプリメントは次の要素「便通、小便の出が良くなる」「体が温まる」「気分がよくなる」が満たされれば摂ってもよい、だそうです。

さて、最近著名人がガンで亡くなったり、乳房の切除をしたニュースで「ガン」についてクローズアップしていますが、残念ながらガンについては未だによくわかっていないのが真相みたいです。
ただ、生活習慣や食生活でなるべくしてなったガンは例え切除しても、その環境を変えない限りは再発は免れないということ。
そして、体の免疫機能はガンに対してもともと対応できるようになっていることから、その免疫力を衰えさせない生活を送ることが大切である。
その生活を送る上で、本書は一つのヒントを与えてくれています。

Posted on 2015/10/04 Sun. 10:31 [edit]

category: 一般・教養

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