山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

にっぽんの氷の図鑑 かき氷ジャーニー  



著者:原田 泉

そこには、自分が知らないかき氷の世界がありました。

ゴーラー(Gooler)とは、かき氷フリークの総称。
プロゴーラー(Pro Gooler)とは、かき氷を生業とする全ての人。

のっけから、知らない単語がきました。
それにしても、Facebookを初めとしたSNSで熱き戦いが繰り広げられているとは世の中広いです。

たかが、かき氷、されど、かき氷。

かき氷を極めた者たちの宴が、この本に詰まってます。
ああ、バカだバカが集まっている。そして、愛すべきバカものたちです。
まあ、この本を購入した自分もバカですがね。

北は北海道から南は沖縄のかき氷の店を紹介してるだけではなくゴーラー達の対談も載せてますが、深い深いです。
例えばかき氷食べるのに、行列並ぶ?という話から

正月にかき氷の店が行列ならぶよ。という話まで飛びます。
ここで、冬の正月になぜ行列と思いますよね。

その理由が・・・・「正月氷がでるから」

意味がわからない(笑)

裏メニューというものが紹介されてました。
この本を持っていかないと食べられません。
しかも、スタンプ欄ついてますから。
気に入って、もう一度食べたくなったら、またこの本を購入しないといけない罠がしかけられてます。恐ろしい(笑)

久しぶりに、心の底から楽しめるお馬鹿な本に出会えました。
そして、日本人の食に対する執念を感じました。
とりあえず、関東圏の何店かは行ってみたいですね。

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Posted on 2015/06/25 Thu. 23:02 [edit]

category: 一般・教養

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美貌格差: 生まれつき不平等の経済学  



著者:ダニエル・S. ハマーメッシュ

”ピケティなんて目じゃないぞ、この格差”

<こんな本>
美男美女は得をすることはよく知られていますが、では経済的にどのくらい人の美しさが関係するのか?
関係するとしたら、職業をを選ぶ際にブサイクはそのハンデを埋めることができるのだろうか?
大まじめに経済学の観点から、美貌を解明したのがこの本です。

<感想>
美形の方が収入がよいだなんて・・・
美形の人はモデルや俳優などの職業に就くから、収入が良くなるのも当たり前では?
と、思った人は甘い甘いですぞ。同じ仕事をして貰えるお給金に差が出るという話なのです。
これは、美形の人に仕事ができる人が多かったため、たまたま美形の方が収入が高いという結果がでてしまった。確かにその可能性は考えられます。しかし、その儚い願望は、実験と統計にとって導きだされてしまったのです。

とはいっても、データはこういう傾向を示しているが、本当のところはまだよく分かっていない。と正直に話していたりする。
とはいえ「エピソードの複数形はデータだよ。」は含蓄溢れた言葉です。
データが少ないからといって、傾向があるのならば、それを無視するのは得策ではないということです。
(吟味した結果、その傾向は取り上げないというのは、もちろん有り)

では、なぜ美形が収入が高くなるのか?

それは、雇い主が「美形」が大好きだから。
「神様、ウチのスタッフと来たらなんてステキなんでしょう。わざわざブサイクな連中を雇って働かせる人たちのきがしれないわ」 by ミックジャガーの娘、ジェイ土・ジャガー

では、なぜ美形を雇うのでしょう。だって、美形の方が会社に利益を与えてくれるから。

「思い込みを砕くよりも、原子を砕くのが簡単だ」by アインシュタイン

実際問題として、容姿が整ってると有利な仕事は存在しますが、容姿が整ってる社員が多い方が必ずしも利益を叩きだしているわけでないという話です。
つまり、同じ成果をだしても、美形の方が収入が良くなるという恐るべし結果が・・・

では、頑張って身だしなみで差を埋めようと考えたあなた、ちょっと待って下さい。
美貌と体型や身だしなみは独立したものなのです。
つまり、いくら着飾っても「美人」とか「美男子」とは認識されません。いや、ま、知ってましたけどね。

では、美形という価値は何と交換する又は置換することができるのだろうか?
そのヒントが、次のエピソードです。

他の人が自信の利益のためにこうどうしでもその行動の悪影響が間接的にあなたにも及び事例があるかどうかの問いかけに対して。ある女子学生の答えがこれです。

「とても可愛いルームメイトが、大きく引き延ばした彼氏の写真を天井に貼ってる。寝る時にその写真が目に入って気分を害します。」
「なぜ、気分を害するのです?」
「だって、その彼氏本当にブッサイクなんだもの」
「なぜ、その可愛い彼女はその男性と付き合ってるのかな?」
「彼、もの凄く頭がいいです」

さあ、世のブサイクな知識と知能を身につけようぜ!!

とはいえ、現実問題して、容姿が当程度の方が夫婦になる確率が高いことには変わらないのである。

こんな可哀相なブサイクは、法律で守るべきか? という話に発展する。
いやゆる、人種や民族、信仰等々の人たちと同じように保護ができるかという話である。
問題点としては下記の通り
 ・美貌は主観的であり、判断はどするか?
 ・ブサイクを守るあたって、筋は通るか?
 ・どのような政策を施すか?
アメリカにおいては、法律で守ることはそうそう的外れではないそうです。

最終的に最小の努力で最大の効果を求めるならば、己の容姿を念頭に考える必要があります。


Posted on 2015/06/14 Sun. 12:04 [edit]

category: 一般・教養

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セックスと恋愛の経済学 超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業  



著者:マリナ・アドシェイド

隣の芝生は青かった、アメリカのおける格差と特権は日本人からして洒落にならない酷さである。

<こんな本です>
費用対効果を切口にして、恋愛・セックス・結婚・不倫の行動原理を分析していく異色の本です。
今までの、人の感情や生物の本能を切口にした本とは別の顔をみることができます。
人が優しくなるもの、リスク低減させるための手段だった。

<こんな人にお奨め>
今まで恋愛やセックス、結婚、不倫本の行動原理に納得できて無い人。
経済学の新たな可能性を知りたい人

<感想>
アメリカの話であって、全てが全てこの本に書かれていることが、日本に当てはまるとは到底思えませんでしたが、日本人には思い描けない格差社会という片鱗を知ることができます。
アメリカでも昨今、若年層の性生活の乱れやシングルマザーが問題になっています。親の監視が薄れてる等の問題もありますが、本書では経済学からの観点から費用対効果を持ち出して分析を行っています。
費用対効果の計算を使って、リスクを金額に換算する。リスクを被った時にかかる金額より行為が上回れば、人はその行動を起こし、下回れば行動を起こさない。
この考えを当てはめると、若年層の性の乱れはリスクを被った時の金額がもの凄く低いことが起因であると看破していています。

このリスクの金額の換算は別の面も浮き彫りに出している。「貞淑な女性であればあるほど、結婚どころか彼氏さえできない」という事実。これは、あくまでアメリカの闇の部分でです。

また、日本には誰彼も目的がなく大学に進みすぎるという批判が度々あがるが、これはアメリカのように大学進学が「特権」ではないからできること。の事実を知って衝撃を受けました。

また、民主主義で先進国の国々は、なぜ「一夫多妻制」を制度として組み入れなかったのか?
も、経済学の観点から分析していて納得しました。
有能で、財力がある一個人においては、「一夫多妻制」はメリットが大きいのですが、一族の当主となると話が変わってきます。
自分の息子達において、自分の全てを継ぐ長男は一夫多妻制のメリットは受けることができるが、次男三男以降はデメリットになり得ます。なぜなら、次男坊や三男坊に嫁ぐよりも、長男の二番妻や三番妻になる方が女性にとってはメリットがある可能性が高いからです。

冒頭の話の格差の話でもそうですが、費用対効果という観点でリスクをお金に換算しての行動様式をみると、見えないモノが見えてくる。そんな本です。

Posted on 2015/06/07 Sun. 10:34 [edit]

category: 一般・教養

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日本一わかりやすい簿記の授業  




著者:市川利夫と中央大学杉並高校27人の生徒たち

<こんな人にお勧め>
簿記の初期の初期を学びたい人

<こんな本>
実際の杉並高校の土曜日に簿記の講座が行われており、そのエキスがつまっています。
本の内容も高校の補習授業みたいな流れで、簿記の付け方や専門用語を学んでいきます。
高校在学中に日本商工会議所簿記検定試験に合格する生徒がおられるとのこと。

<感想>
しょっぱなから、「簿記」とは略語なんです。
「帳『簿記』入」という言葉が略されたものなのです。

へぇ~へぇ~へぇ~ と きたもんだ。

別に会計士になりたいわけではありませんが、最近広がった人脈のおかげで「会社経営」を知るには簿記の知識が必要かと思い、数ある簿記の本から超初心者向けとしてこの本を手に取りました。
学校の授業形式、しかも高校生相手ということで非常に分かりやすい。
しかも、雑学的な話も盛り込んであるため、飽きがこないように計算されています。

雑学的なものとして、簿記の紀元前27年のローマ時代まで遡ります。古代彫刻の中に商業帳簿が描かれているとはなかなか面白い話です。
そして、今の簿記と同じ複式簿記になったのが14~15世紀のヴェネチアの商品が発明し、イタリアの数学者がそれを本にしてヨーロッパに広がったなんて話は、きっと他の簿記の本では知りえなかったものだと思います。

簿記の記入ではありますが、やはりルールがあります。そこは年表を語呂合わせで覚えるというのようなテクニックが展開されています。

どうしても、機械的に覚えないといけないところは多いですが、順序だてて説明しており。
気になる部分は、生徒が先生に質問するというカタチで補足していくことで理解を深めていけます。

簿記を学ぶことは、豊かな人生を歩むことにつながる。

そう言い切っており、素敵です。

Posted on 2015/06/04 Thu. 19:49 [edit]

category: 実務・実用

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