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山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

理系人のための関数電卓 パーフェクトガイド  

理系人のための関数電卓

著者 遠藤雅守

家の棚をあさっていたら出てきた本です。
初版2009年という古いほんです。ちょっと検索かけたところ2013年に改訂されたものが出てました、やったこれでしょうかいできる(笑)

関数ってなに? って人もいると思いますので、簡単に。
高校の数学ででてきました三角関数、sin,cos,tanが代表的な関数ですね。
底辺×高さ÷2で面積というのが三角形の面積の出し方ですが、現実にはこれがすんなり適用できることが少ないわけです。
例えば底辺のもう一つの辺の長さがわかっており、この辺が結ぶ角度が17°と分かっているが、高さは障害物があり不明であっても三角関数を使えば高さ辺の長さを計算で出すことができるわけです。

さて、理系の大学では計算式の持ち込みはOKであり、仕事においても計算式はあっていても計算そのものが間違っていたらアウトなわけです。

そこで本書の出番となります。計算の正確さや計算時間の短縮には関数電卓特有の機能を例題ごとに述べられています。
物理や電気、化学といった分野から、時間や角度といった単位ごとと細かく演習まで組まれています。

おまけとして、関数にちなんだコラムもそこはかとなく散りばめられているのも、読んでいて楽しいです。
世界で一番早く関数電卓を発売したのが、アメリカのHP社です。
この電卓は今の 「1【+】1【=】」 といった計算方法は採用しませんでした。
逆ポーランド式といって 「1【ENTER】1 【+】」と入力すると答えに「2」が出てくるのです。
実はこれ、日本語に対応しており、計算式のかっこを使わずに計算ができるのです。

「1+1=」を日本語で表すと「1と1を足すと?」になります。

カシオなどの日本のメーカーがこの逆ポーランド式を駆逐してしまったというのも、面白い話です。

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Posted on 2015/04/29 Wed. 19:35 [edit]

category: 実務・実用

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強運を引き寄せる! 魔法の「口ぐせ」リスト  



著者:中島孝志

このような口ぐせを使えば、相手はこう思います。例えばこんなシチュエーションで使えば効果的。ということが書いてある本であります。
人によっては基本中の基本ではありますが、他の本で「ポジティブ思考」や「使う言葉が大切」は理解しても、実際どう振る舞ったらいいのか? 迷ってる人にはよい本であると思います。

私がこの本を読もうと思ったのは、ある人の「節々で、言葉使い良くないよ」とアドバイスを受けたからです。
ハッキリ言って、そのアドバイスは自覚がないので半信半疑の部分はありますが、わざわざ指摘してくるくらいですから、その人にとってはかんにさわるだろうなと思った次第。
レコーダーで自分の話し言葉を録音してチェックするのは、効果的ではあっても時間がかかりすぎる。
どうしようかなと考えていたところ、意識的に言葉の置き換えをして習慣に昇華させてしまえばよいと気が付きました。
本書はこういう場合は、この言葉を使えとあるのでまさにピッタリでした。電子書籍で購入すれば100円台で購入できるのでコストパフォーマンス的にもお得感満載です。

効果はこれから確認するところですが、別の意味で思わぬ収穫を得ました。

巷で真実であると思われている「第一印象が全て」は嘘なんだそうです。

これはメラビアンの法則から出てきた話ですが、もともと「表情」と「言葉」に矛盾があった場合、言葉はどれだけ信用されるかというテストでした。
このテストでは、どこにも言葉よりも外見が大事とは伝えてないそうです。

読むべき本が増えてうれしくてたまりません。

Posted on 2015/04/26 Sun. 15:57 [edit]

category: 実務・実用

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考えることリスト  




著者:中島孝志

副題にあるように「ロジカルに考えてクリティカルに行動せよ」がこの本においての中核となります。
ロジカルとクリティカルは論理と直感、理知的と感情、「白と黒」とグレーと言い換えていますが、どちらも大切であり相反する存在ではないと訴えています。

ロジカルシンキングは倫理的に正解を導くために必要なスキルであり、発言に説得力を持たせるためになくてはならないものです。
ただ、人は「正しい」論理だけでは、納得はしてくれません。行動も起こしてくれません。

・綺麗ごとをいいやがってー!
・正論を振りかざすんじゃない!
・言いたいことは、わかりますが。

日常的によく見られる光景ですね。

えっ? こんな台詞日常的に発生しないですって? 

それは、幸せな環境にいるのか、それとも言いたいことも言えない世知辛い世界に住んでいるかのどちらかです。

と、言われると感情的に反発したくなりませんか?

そう、人は「納得する・しない」の判断は感情で行います。もっと正確に表現すれば、感情が共感すれば納得をし、感情が反発すれば拒絶します。

本書では、いくつか感情が人を動かす話を載せていますが、目を引いたのはフランスの詩人であるアンドレ・ブルトンのもの。

目の悪いホームレスが、「わたしは目が見えません」の看板を持って空き缶にコインを入れてもらおうとしてはいるが、誰しもが無視をしている状態。
そこにアンドレ・ブルトンが、そのホームレスに看板に一文を付け加えると、さっきまでと打って変わって空き缶に入りきれないほどのコインが投げ込まれるようになった。ビックリしたホームレスはアンドレ・ブルトンに尋ねました。

「だんなさん、いったいなんて書いたんです?」
「知りたいかい? こう書いたんだよ。」

「春はまもなくやってきます。でも、わたしはそれを見ることができません。」

「目が見えません」という事実の前には、「大変だな」という理解はできても、それだけでは行動には移さない。これは、人々が冷たいからではなく、行動に移してもらうにはインパクトが必要であることを示しています。

「誰にでも平等に訪れるはずの春が、この人には訪れない」という感情を揺さぶる一文が加わったことで人々は動いた。
「人は理解では動かない、感情で動く動物」と本書では言い切ってます。

少し前までは、猫も杓子もロジカルシンキングがもてはやされていましたが、感情の大切さが見直されているように感じます。これは急速なコンピューター社会になりビックデーターから論的な解を導くにはコンピューターの得意分野になってきたこと。それどころか「データーの見えざる手」という本では、仮説を立てるという分野でさえビックデーターの前では人間は敵わなくなっていると伝えていました。こういった空気を肌で感じているかもしれません。
肌で感じるなんて、ロジカルシンキングではありませんが、これが大事なことなんです。

ロジカルシンキングとクリティカルシンキングは、お互いを補うもの。ロジカルシンキングで思考を論理的に組み立てていき、クリティカルシンキングで組立てた思考をチェックしていく。
これが、本書の伝えたいことであり、これからの時代に必要なスキルであるとうったえています。


Posted on 2015/04/24 Fri. 21:43 [edit]

category: 実務・実用

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読書は「アウトプット」が99%  



著者:藤井孝一

読書の比重は100%インプットである現実は変わりません。
ただ、読んだ本の知識を知恵として自分に対して組み込みことを考えると、アウトプットという作業が必要になってきます。

アウトプットといっても、大げさに構える必要はなく、本の感想を言ったり、本の要約を人に伝えたりすることだけで良いのです。自分にとってはこのブログがアウトプットになっていますが、本の通販を行ってるところは、読者のレビューをアップできる場所があるので、それを活用すれば良いのです。

なぜアウトプットが必要なのか?
それは、記憶力とは覚える力ではなく思い出す力が大切なため。この思い出す力はアウトプットすることで鍛えられるからです。
また、アウトプットすることを念頭におくと、「この本から何が役に立つものが得られるのか」という意識を持つことができます。
これは、確かに私もブログをやるようになって、そういう意識を自覚するようになりました。

また、本著では、斜め読みでもよいから乱読せよ。と薦めています。
本の選定としてまえがき、目次、著者のプロフィールを重要視しています。特にプロフィールはいったいこの人は今までどのようなことを成し遂げてきたか?に注意しており、履歴書のようなプロフィールを書いてある本は敬遠しているとのこと。
世の中の流行はベストセラーで、世の中の本質はロングセラーで、いわゆる古典やビジネス書ならばドラッガーに当たりますね。
あとは、好きなものを好きなように読む。これが、長続きの基本です。

読書というは、簡単お手軽にできる自己投資です。仕事のヒントの得られる事例の一つとして「ロス・チャイルド」の小説をあげています。「ビジネスにおいて情報を制したものが勝者になれる」は誰もが思い立つでしょうが、じゃあどうすればいいのでしょうか。
小説では、ロスチャイルド家の三男のネイサンが、新人の仕事として郵便物と帳簿の整理という雑用から、商取引と金銭のやり取りがすべてわかり、情報の重要性が理解できたという場面があります。
これをただ読んで終わりにするか、自分なりにアレンジして実行するかによって、得られるものは格段に違ってくるはずです。

最後に読書を行い、微力ながらも誰かの力になれることを信じて、このブログを続けていきたいと改めて思いました。

おまけ
子供の頃の嫌だった、読書感想文も本質的には「読書はアウトプットが99%」を狙っていたのだろう。
でも、やり方が悪いよね。と、最近思った次第です。

Posted on 2015/04/19 Sun. 10:12 [edit]

category: 実務・実用

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情報を捨てるセンス 選ぶ技術  




著者:ノリーナ・ハーツ
訳者:中西真雄美


この本の目的は、情報洪水という混沌社会の中、この混沌を受け入れること。混沌を受け入れることは、今日の自分の正しい判断が明日も正しいとは限らないことを認認識すること。
これを知ったうえで、自分の過去の成功体験から切り離し、また過去の失敗からも解き放されることが大切である。これを実現するための具体的な考え方や方法を示しています。


私達は決定を下す時、情報の取得選択を行っています。現代この情報の選択を邪魔しているのが、「膨大な情報」「思考の中断」「価値の変化」です。


今は、インターネットで検索さえすれば簡単に情報を入手することができますが、入手した情報を全て確認することはできない状態は、身に染みている人は多いでしょう。


思考の中断は、電話が入ったりメールが入ると文字通り、あれ何処まで考えていたっけ? となる状況です。このことからも、人間は本来マルチタスクができるようには、出来てません。


価値の変化は終身雇用制といった社会的価値観から、科学的な価値観や医療的価値観といった、今日まで常識なものが明日には非常識になる可能性と実際におきています。


されど、私達は生活していくうえで、情報を選択して意思決定しないで生きることはできません。
本著では、普段どのように情報選び思考してるかを客観的に知ることだと説いています。


正しい情報を得るためには、私達が今までどのようにして、情報である数字や言葉の力によって騙されるのか。自分の信じたいものしか信じないか。第一印象に騙されるかを知る必要があります。


最後に専門家に服従するな!
私達は専門家を目の前にすると脳のスイッチを切って、考えることをやめてしまうことをことが、科学的に証明されました。
また、俳優であるマイケル・J・フォックスが科学者に扮して学会発表を行ったら、その学会に出席していた専門家達は信じてしまったというエピソードがあります。そう、その発表は全くのデタラメだというのに。
さて、これらのことは、私達は笑うことは出来ません。テレビや新聞に書かれたことを無批判に信じてる人達が、未だに後を絶たないことや。
反原発運動が蔓延している今では考えられませんが、東日本大震災前は、地球温暖化問題解決の旗印のもと原発推進が正義だったことを忘れてはいけないと思います。


さて、自分の人生は自分で舵をとりたいと思いますが、その決断は本当に正しい情報のもとに、自分の考えで決めたことですか?



Posted on 2015/04/12 Sun. 12:24 [edit]

category: 一般・教養

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一流のふるまい日本語編 美しい言葉えらび入門 人間力を上げる敬語力  



著者 小柴皐月

冒頭で、「普段、無意識に使っている言葉にも、古典の伝統は息づいています。それを意識して使う時こそ言葉の重みを感じ、深みも増すものです。接客用語のようにただマニュアル通りに形ばかりの丁寧な言葉を使うのではなく、相手を思うこころが根底にあって、そのこころを言葉という形に変えることが大切なのだと思います。人は何気ない時、何気ない言葉からこころの優しさを感じるものです。こころあっての言葉、美しい言葉は飾りたてた言葉を言うのではありません。」と仰っています。

美しい言葉には敬語は切っても切れませんが、普段正式に習う場面がないと、今普通に使われている敬語が本来間違っているものの文化庁が問題ないよと発表したことから定着したものがあるなど、本当に奥が深いです。

また社会的風潮によって、支持を得ていく言葉というのも非常に分析させています。とくに、ぼかし言葉(あいまいな表現・断定を避ける言葉)である「なんか~」、「ていうか」、「~みたな」等々は、あいまいな表現のため使う方は楽できる反面、相手に誤解を与える可能性も高くなることを考えて、口癖になっている場合は直し方がいいですね。

取扱注意の言葉、「~させていただく」。これは、本来「許可をもらう、相手がいる」場合の言葉だそうです。

「体調が悪いので、お休みさせていただけませんでしょうか?」
「私も一言ご挨拶させていただきます」

は正しい使い方。

「今年○○大学を卒業させていただきました。」

これだと、単位が足りず便宜をはかって貰ったと誤解されかねなのだとか(笑)

敬語はまず、目上の人間にまっさきに使う言葉でもありますので、間違った使い方をして苦笑されないようにしたいものです。

また、本書では間違った意味で使われる言葉の紹介がありました。
「さわり」「すべからく」「やぶさかでない」「やおら」「しおどき」「病状があらたまる」「話が煮詰まる」「情けは人のためならず」「鳥肌が立つ」「役不足」「弱冠」「檄を飛ばす」「話が煮詰まる」の中で間違って覚えていたのが下記のものでした。

「やぶさかでない」「話が煮詰まる」「檄を飛ばす」「弱冠」
この当たりの言葉は自分で使った覚えがないので、多分ドラマかなにかでそう思い込んだと思われます。うーん、刷り込みって恐いものです。

言葉の刷り込みといえば、コンビニで使われている敬語がアルバイトや外国人が覚えやすい言い回しに発達してるので、利用する子供がおかしな敬語を聞き慣れて、それが普通だと思ってしまうことに危惧してました。
これは、確かに恐いと思います。
また、両手をくの字に曲げておへそ当たりに手を重ねて申し訳程度に頭を下げる変なお辞儀の蔓延。どうしてこんな変なお辞儀をするのか不思議がっていましたが、私もこのへんなお辞儀はみっともないと感じています。



Posted on 2015/04/05 Sun. 11:08 [edit]

category: 一般・教養

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だから日本は世界から尊敬される  



著者 マンリオ・カデロ

著者のマンリオ・カデロ氏はサンマリノ共和国の駐在大使にも任命された方であり、幼少の頃に日本に来たことがあり、東京でジャーナリストとして活躍した経歴を持つ人であります。
ポジティブシンキング! 人に対しては「良い点を見つけて、それを伸ばす」「ダメだ、ダメだと否定的なことを言うな」がもてはやす風潮にあるものの、その人の集合体である国、特に「日本」に対してはネガティブシンキングの押し付けが未だに根強いと感じています。
とはいえ、誇張や根拠のない日本は凄い!! 日本は素晴らしい!! という話は、日本ダメ論よりも毒になると思われるが幸いにして、蔓延したことはない。これは、日本国民の気質によるものだろうか?

この本では、日本人の宗教的価値観である「神道」、世界的権威である天皇陛下、世界が愛してやまない日本文化、16世紀の少年使節団によるヨーロッパへの凱旋、が語られています。

著者は外国人であり、そして大使でもあるので、日本人でさえ知らないであろう天皇陛下の姿がかかれていたりします。
例えば、各国の駐日大使とその配偶者が招待される茶会の儀。皇室の習慣では握手はないので、天皇陛下は日本人と握手することはないが、外国の文化を取り入れて駐日大使とは握手をされるそうです。

えー、なにそれ? ずるい! と、思ったのは私だけではあるまい。

また、晩餐会の時の話。
食事の合間に流れている音楽が素晴らしく、「さすが、日本のオーディオは素晴らしい。いいアンプとスピーカーを使ってるに違いない。天皇陛下と同じオーディオが欲しい」と思ったそうで、質問したそうです。この人結構ミーハーかもしれません(笑)

天皇陛下は答える代わりに、食事が終わったあとカーテンを開けたそうです。そして、そこには。

10人程度の小さなオーケストラがいた。

他国の王室でも、国賓を招く時はそのような演出をすることはあっても、オーケストラを隠すことはしないで必ず見せるようにするそうです。なぜ、日本では隠すのか? それは、オーケストラが1曲演奏が終わったら客人が拍手することを強要することになると配慮なさったとのことです。

これらの話を紹介したあと著者は憤慨してます。なぜ、日本の若者は自分の国の歴史に疎いのか? なぜ、上記のエピソード等を教科書に載せないのか? と、いや憤慨ではなく本気で憂えてるといった方が正しいかもしれません。

さて、著書の中ではサンマリノの話も出てきます。ユネスコの世界文化遺産に登録されているや海外の観光客には消費税がかからないことから、多くの人が押し寄せてくるそうです。
特にメイド・イン・ジャパンをこぞって購入していくそうですが、以外に人気があるのがモデルガンだそうです。

モデルガン? ロシア人がモデルガンを買っていく? いや、あんたら本物買えるでしょ?

久しぶりに思考停止した文章に遭遇しました。

度々、外国人特有の勘違いなのかそれともカデロ氏だけの考え方なのか、それは違うのではないのかという文書もありましたが、そこはある意味文化交流を意味合いで本を読むと見えないものが見えてくると思います。

Posted on 2015/04/04 Sat. 10:43 [edit]

category: 一般・教養

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