山下雄彦のこんな本読んだよ。

たくさん読んだ本を、お薦めしたり感想を書いていくブログです。一般教養からサイエンス、自己啓発、人体の不思議と雑食的に本を紹介していきます。

書く技術・伝える技術  



倉島保美著

心に残った言葉「『書く技術』は経験では身につかない」

≪こんな本です≫
ビジネスマンである読み手は、文書を読む時間を割くことができないことを想定しろと訴えています。
具体的には、一目で情報が伝わるように文書を構築すること。
今の時代、速読をマスターしてる人が大半であることから、速読が使われることを前提とした文章を書くこと。
そして、文書を頭から読ませることを読者に強要しないこと。
これらが簡潔に、そして、書き手の意思を明確に伝える方法としての書く技術に焦点を当てています。
正しい日本語の文章の書き方には言及していませんので、購入には気をつけてださい。

≪感想≫
数ある文書の書き方の本の中で、速読されることをちゃんと考えて文書を作れとアドバイスしてる本に初めて出会った気がします。
文書の書き方の本ではありますが、正しい日本語で文書を書くのが目的ではなく、如何に読み手が効率よく、知りたい情報を、勘違いせずに吸収させるかに特化した本であると言っておきましょう。

なぜ、日本人は文書を書くのが下手なのか?

誰も、文書の書き方を教えてくれなかったから!!

まったく、その通り。ならば、人は文書はどうやって書くのか。
例えば、問題解決の報告を文書にする場合、テンプレートがなければ、ほとんどの人が自分の思考をトレースしたような文書を書かれると思います。
考えを段階に示せば、よほどのことがない限り駄目なんてならんでしょ?

はい、その考え方間違ってますとばっさり切られます。

あなたが書いた問題解決、読み手が異なれば重要であるし、無価値かもしれない。
相手にとって無価値であるならば、限りある時間を使わせて文書なんて読まさせたらいけません。
ここでの無価値は情報に価値がないという意味ではなく、読み手が既に知ってることでわざわざ再度読む必要がないものも含んでいます。

このように、読み手を第一に考えましょう。が、根底にあります。

精神面だけでなく、本のタイトルの通り技術面でもバッチリ網羅されてるのでご安心を。

「大切なことだから、2回書きましょう」みたいなお茶目なところもありますけども。

今まで文書の書き方の本を買ったけど、物足りない。という方には、ぜひとも読んで頂きたい本であります。


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Posted on 2015/01/31 Sat. 22:46 [edit]

category: 実務・実用

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影響力の正体  



ロバート・B・チャルディーニ 著  岩田佳代子 訳

心に残った言葉「人はつねに、スイッチが入ると機械的に行動する

≪こんな本です≫
人が与える影響力について、「恩義」「整合性」「社会的な証拠」「好意」「権威」「希少性」の6つにテーマについて、心理学の観点からいかに人は影響を受けてるかの話をまとめています。影響力に自分の思考が感化されていることに気が付かない、またはその影響力に気が付いていながらも抜け出せない、抗えない。実例とともに解説もされています。
世の中には、「イエス」を引き出すプロがいます。彼らの用いるテクニックとは・・・

≪感想≫

私たちの周りには、私たちに影響を及ぼすものが沢山あります。それは、社会通念だったり諺だったり、恩義は返すのは当たり前、友情を育むことは大切だ的な人間関係だったりと。もちろん、これは大切です。社会のルールを守らないとつまはじきされてしまいますし、恩を返さないでいたら、恩知らずのレッテルを貼られてしまいますからね。
ただし、これが自分の考えで行動を起こしているのか、単純に機械的反応で行動を起こしているのかだと話は変わってきます。

この本は、人間があたかも「スイッチを押すと機械的な行動を起こす」仕組みにメスをあてています。

セールスマンが売り上げを上げるために、安い商品から薦めるといいのか、高い商品から薦めるのがいいのか。そして薦められた商品を客が購入する気にさせるテクニック「比較」と「譲歩」。
自分が決めた約束は守り通すという意識を利用する、ローボールテクニック。

著者は世の中は善意のカモフラージュされた悪意に警笛を鳴らしていますが、本当の善意で行動をしている人がいることから、何でもかんでも全てを疑って拒否をしろとは言ってません。
あくまでも、知恵をつけて防衛をしろ。それには、知識を吸収しないと話にならない。

それから、無意識レベルでは自分自身に警告を出してることが多々あるそうです。
うまい話を聞いて、胃袋がキュウとなったして訴えてきたら用心しましょう。

さて、感想文を読んで頂きありがとうございました。
最後にお願いが一つあります、僕と親友になってくれませんか? 親友が無理なら友達から始めましょう。

この本を読んで、ニヤリとしてくれたら嬉しいです。

Posted on 2015/01/31 Sat. 14:37 [edit]

category: 一般・教養

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

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